【2024年最新】山口のおすすめ観光スポット15選。定番から穴場まで一挙ご紹介！

年間を通じて数百万人の訪問者が訪れる山口県には、豊かな自然と歴史的な名所、そしてあまり知られていない隠れた穴場スポットが多く存在します。

そこで、SETOUCHI LOCALでは、そんな魅力あふれる山口県の「定番スポット」と「穴場スポット」を厳選してご紹介いたします。

山口県を訪れる際には、この記事で紹介しているスポットを訪れてみてはいかがでしょうか？

山口県観光で失敗したくないのでしたら、この記事を最後まで読んで予習していってくださいね。
定番の美しさと未知の魅力を探求する旅が、あなたの旅を彩り豊かなものにしてくれますよ。

定番スポット10選

角島大橋

自動車のCMなどにも数多く起用されている定番の絶景スポット。
美しい景色を堪能しながらドライブができるということで観光客に人気があります。

角島にはキャンプ場や灯台、公園などがあるため橋を渡った先でも十分に楽しめますよ◎。
とくに白い砂浜とコバルトブルーの海は、SNS映えするスポット。

美しい海のうえを自動車で走っているだけでも、カップルで盛り上がります。

また角島にある総御影石（みかげいし）造りの洋式灯台は、日本に2基しかない貴重な灯台ですので、一見の価値ありですよ。

家族でのドライブや恋人とのデートにぴったりの定番スポットですので、山口県への旅行の際は必ず訪れるようにしましょう。

秋吉台

秋吉台は山口県中西部日本最大級のカルスト台地で、1955年に国定公園（秋吉台国定公園）に指定され、1964年に特別天然記念物に指定された定番の観光スポット。

3億5,000万年前には海底だったというだけあって、現在は秋吉台のあちこちに元サンゴ礁の石灰岩が隆起して露出しています。

また、ドリーネと呼ばれる地面がすり鉢状にへこんだ場所も秋吉台のあちこちに見られます。

展望台や秋吉洞入口ストリート、Mine秋吉台ジオパークセンターKarstar（カルスター）など、観光できるスポットもたくさんあるので、のんびりと時間をかけて散策してみてはいかがでしょうか。

もちろん日本最大級の鍾乳洞である「秋吉洞」で洞窟探検をするのもおすすめです。

そして、散策の最後ーー日が暮れるころになると360度パノラマから満天の星空が見えますよ。

1日を通して楽しめる定番観光スポットです。

※住所は秋吉台展望台のものです。

海響館

山口県下関市唐戸地区あるかぽーとにある水族館。

こちらには、日本最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」があります。
ペンギン村では野生の生活に近い環境が再現されているため、より自然な姿のペンギンを観察できますよ。

また、イルカとアシカの共演ショーも人気。

さらに下関の名産であるフグの仲間が約100種類展示されているというのも、この施設ならではの見どころです。

ほかの水族館とは違う一風変わった楽しみ方ができる水族館ですので、ご家族やカップルで足を運んでみてはいかがでしょうか。

唐戸市場

近海で獲れる新鮮な魚が売り買いされる市場ですが、我々一般の利用客にとっては、ここは下関グルメの食べ歩きができるグルメスポット。

営業時間は早朝4:00〜15:00ですので、早朝の市場の様子を見学するのもいいですね。

この場所がグルメスポットに変貌するのは、毎週金曜日、土曜日、日曜日、そして祝日。
そのタイミングで唐戸市場の1階が「活きいき馬関街（ばかんがい）」という海鮮屋台街になります。

名物のフグや、美味しいお寿司など、さまざまな海鮮が食べられるのが嬉しいですね。

そんな「活きいき馬関街」の開催時間は、以下の通り。

・金曜日、土曜日→10:00〜15:00
・日曜日、祝日→8:00〜15:00

観光で行かれる際は、曜日と時間に注意しましょう。

錦帯橋

国指定の名勝であり、日本三大木橋の1つ。
その構造は石積の橋脚にかかる木造の5連アーチが特徴です。

複雑に組み合わさった組み木はまさに芸術で、それだけでも写真映えする美しさですが、錦帯橋周辺の四季折々の景色も見ものです。

たとえば、春なら桜、夏なら花火や鵜飼、秋なら紅葉、冬なら雪化粧と季節によってその表情を変えていきます。

また、桜のシーズンなど特定の時期には夜間のライトアップも行っているので、昼間とは違った表情の橋を見ることもできますよ。

どのシーズンに何度訪れても、毎回新鮮な気持ちで楽しめる定番人気スポットです。

岩国城

慶長13（1608）年に、初代岩国藩主吉川広家（きっかわひろいえ）によって作られた山城。
錦帯橋の近くにあるお城です。

岩国城の最大の特徴は「桃山風南蛮造り」の城ということ。
これは、上の階が下の階よりも大きく張り出している造りで、世界的にも珍しい造りとされています。

岩国城を写真で収めたい方は、錦帯橋ごしに撮影するようにしましょう。
そこが撮影のベストスポットです。

城内には刀剣や甲冑などの展示があり、展望台になっている天守閣からは錦帯橋や瀬戸内海が一望できます。

ちなみに、復興天守のある山頂へはロープウェイを使って行きます。

ロープウェイの時間は9:00〜17:00。
復興天守の入館時間は、9:00〜16:30です。

お城好き、歴史好きはもちろん、美しい景色を見たいすべての人にオススメできるスポットですよ。

※アクセス情報は「錦帯橋」までのルートです

長門峡

大正12年（1923年）に国指定の名勝となった景勝地。
とくに紅葉の名所として知られています。

総距離5.１キロメートルの遊歩道のある公園なので、たっぷりと時間をかけて散策をしてくださいね。

長門峡は、秋以外の季節に訪れることもおすすめです。
春は桜、夏は新緑、冬は雪化粧といった具合にシーズンごとに異なる表情を見せてくれます。

また遊歩道の入口に道の駅「くんくのだいち」があります。

ここでは食事や休憩、買い物などができますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

須佐ホルンフェルス

約1,500万年前のマグマの熱の影響を受けて形成された、国指定の名勝「須佐湾」に位置する断層。

海岸沿いにそびえる高さ12メートルのストライプ断層が美しい観光スポットです。

ちなみに、ホルンフェルス（horn fels）とは「角石」と言う意味。
割ると、角張った被面でわれることからこの名がつけられました。

こちらの断層は「日本の地質百選」や「21世紀に残す日本の風景遺産100選」にも選出されています。

こちらのスポットへは夕方行くのがとくにおすすめ。

キラキラと金色に輝く景色は、一度見たら一生思い出に残りますよ。

秋吉台自然動物公園サファリランド

大自然のなかで暮らす野生動物の本来の姿を見ることができるテーマパーク。

こちらの施設では、さまざまな動物に出会えるサファリゾーン、ゆうえん地、ふれあい広場などがあります。

とくに猛獣であるホワイトタイガーを間近でみられるという珍しい体験ができるので、ここに来たらぜひトライしてみてください。

また、可愛らしいレッサーパンダもいますよ◎。

他にも寒い季節（1月〜3月中旬ころまで）はカピバラ露天風呂も開催。

気持ちよさそうに温泉につかるカピバラに癒されてくださいね。

小さなお子さんのいるご家族にぴったりの定番スポットといえるでしょう。

元乃隅神社

「日本で最も美しい場所31」に選出された絶景スポットとして有名な神社。

日本海に向かって連なる123基の赤い鳥居は圧巻です。

近年、この鳥居のトンネルがパワースポットとして人気を集めており、数多くの観光客が足を運んでいます。

また、こちらの神社のもう1つの見どころは「鳥居の上のお賽銭箱」。

高さ6メートルの場所にある賽銭箱に、お賽銭を投げ入れる形でちょっとしたゲームのようになっています。

こちらもSNS映えする若者に人気な定番観光スポットですので、山口旅行の際は足を運んでみてくださいね。

穴場スポット5選

獺祭の蔵元

日本のみならず世界中で人気がある日本酒「獺祭（だっさい）」。
その酒蔵を見学することができます。

場所は山奥にある巨大なビル「旭酒造」。
こちらは2015年に建てられた12階建のビルです。

蔵見学はほぼ毎日（年末年始を除く）行っており、見学料はなんと200円。
完全予約制ではありますが、超リーズナブルな料金で世界に誇る日本酒を作る工場を見学できます。

見学できる場所は、2か所。

・仕込み現場
・分析室

仕込み現場では、仕込み始めから上槽直前までのタンクをそれぞれのぞくことができます。
分析室では、各タンクのデータがびっしりと書かれたプリント用紙が壁一面に貼られています。

敷地内には「獺祭Store」があり、お土産を買うこともできます。

また、獺祭ストアでは「唎酒（ききざけ）」や、お酒を使ったスイーツを食べることもできますよ。

お酒好きな方やカップルにおすすめの穴場観光スポットです。

周南工場夜景クルージングツアー（周南コンビナートの工場夜景）

周南コンビナートは「日本五大工場夜景」の1つ。
そんな工場夜景を間近で鑑賞できるツアーです。

この場所は絵本「えんとつ町のプペル」の舞台になった場所です。

ナイトクルージングの出発は、徳山港。
小型船に乗ってのクルージングはデートにもぴったりです！
クルージングの時間は、90分、または120分の２つのコースから選べますよ。

また、クルージングをする以外にも周南コンビナートを見る方法があります。
それは、「晴海親水公園」からの景色。

こちらは絶好のビュースポットとして人気があります。

予算と時間に余裕がある方は小型船でのナイトクルージング、気軽にサクッと夜景を見たい方は晴海親水公園からの景色を楽しんでくださいね。

※地図と住所は徳山港（フェリーの発着場）のもです。
※営業時間や定休日は（一財）周南観光コンベンション協会のものです。

東後畑棚田

「日本棚田百選」に選ばれた絶景スポット。

場所は、ちょっとおもしろい名称の半島・「向津具（むかつく）半島」にこちらの棚田があります。

高台から眺める棚田と海のコラボレーションが絶景でカップルにぴったり。
夕暮れどきになると、イカ釣り漁船の漁火が見え始めて、さらに景色が美しくなります。

そんななかでも、とくおすすめの時間は夕方。

棚田がピンク色に染まる姿はSNS映え間違いなしですよ。

また、おすすめの季節は田んぼに水を張る5月ころ〜6月ころ。
水田が鏡のようになり、空の青を映し出します。

つまり、5月〜6月の夕暮れどきに訪問するのが、ベストな場所ということになります。
こちらに行かれる際は、ぜひカメラを持っていってくださいね。

宇部新川駅

大人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の聖地。
こちらは、エヴァ完結作品である「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」のラストシーンが撮影された場所です。

見どころは3番ホームのベンチ。

そこから階段を駆け上がるシーンはエヴァファンなら真似したくなりますね。

また、宇部新川駅のすぐ近くの踏切は、シン・エヴァの映画のポスターで使用された景色です。

エヴァファンの方には有名ですが、そうでない方も有名アニメの聖地を訪れてみてはいかがでしょうか？

SLやまぐち号

SLやまぐち号は、新山口駅～津和野駅間を走行する山口線のSL列車。

実際に乗車して山口観光をすることもできます。

運行は一日一往復。
途中下車も可能ですので、どこかの区間だけ乗車するのもいいですし、始発から終点まで通しで乗るのもいいですね。

SLやまぐち号はレトロな内装のSL列車。
乗車するだけで、タイムトラベルしたかのような体験ができるのでオススメです。

また、その際は「SLやまぐち弁当」を購入してもいいですね！
電車好きな方もそうでない方も、一度体験してみてはいかがでしょうか。

※地図や住所は新山口駅のものです。

まとめ

以上、山口にある本当におすすめの観光スポットを合計15選ピックアップしてご紹介してきましたが、お目当てのスポットは見つかったでしょうか？

どの観光スポットも本当におすすめしたい名店ばかりなので、山口を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。