瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」は、20代、30代のカップルにおすすめのデートスポット。
手軽にアクセスでき、島全体がアートで彩られているため、日常とは違う特別な体験が楽しめます。
そこで、SETOUCHI LOCALでは、そんな直島のおすすめの場所を11個、厳選してご紹介いたします。
11個目にはあまり紹介されることのないおすすめ穴場スポットについてもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
アート作品を巡る散策や、自然に溶け込んだ美術館でのひとときは、心を癒やし、リフレッシュさせてくれます。
次の休みは非日常に囲まれて二人だけの時間を感じながら、アートと自然に囲まれた贅沢なデートを楽しんでみませんか?
直島パヴィリオン
27の島々で構成される直島町。
その「28番目の島」というコンセプトで島をイメージして作られたのが、こちらのパヴィリオンです。
三角形のステンレスメッシュ約250枚でできた独特の形状が特徴のパヴィリオンは建築家・藤本壮介氏の作品で宮浦港のすぐ近くに設置されています。
この独特の形状は「浮島現象」という蜃気楼(冬季など気温がさがった寒い日に現れる蜃気楼の一種で、島が浮きあがっているように見える現象)をかたどったもので、瀬戸内海でもよく見られる自然現象から着想を得ています。
直島パヴィリオンは内部に入ることができる他、夜間にはライトアップもされる直島で有名な写真映えスポットの1つになっています。
グループやカップルでなかに入り、作品ごしにインスタ映えのする写真を撮影してはいかがでしょうか。
LINEの背景やアイコンにも使えますよ。
- 直島パヴィリオン
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- 場所
- 香川県香川郡直島町
- アクセス
- 宮之浦港より徒歩すぐ
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- 無休
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
赤かぼちゃ
宮浦港にある草間彌生の作品。
直島には、この赤かぼちゃの他に黄かぼちゃもあります。
このオブジェは、フェリーで直島に向かう際に海上からも見えるのが特徴。
「直島といったこの赤かぼちゃ」というくらいに直島のアイコン的なオブジェになっています。
草間氏曰く「太陽の『赤い光』を宇宙の果てまで探してきて、それは直島の海の中で赤カボチャに変身してしまった」というコンセプトで作られた作品なのですが、難しいことは理解できずともこのインパクトにはついつい魅了されてしまいます。
こちらのオブジェも内部に入ることができ、水玉から顔を出すことができます。
インスタ映えもバッチリですので、前述の直島パヴィリオン同様、映える写真をカップルで撮影しましょう。
- 赤かぼちゃ
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- 場所
- 香川県香川郡直島町宮浦2249−49
- アクセス
- 宮浦港から徒歩すぐ
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- 無休
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
地中美術館
安藤忠雄設計により2004年に設立された美術館。
「自然と人間との関係を考える場所」というのがこちらの美術館のコンセプトです。
館内には、ロード・モネの絵画、ジェームズ・タレルのアート作品、ウォルター・デ・マリアの立体物などの作品が常設されており、それらを楽しむことができます。
また、こちらの美術館には館内にカフェがあり、こちらからは地中海の美しい景色が一望できます。
アートの島である直島にある美術館は、あなたのなかにある感性をさらに刺激してくれること間違いなしですよ。
こちらの美術館では、ポストカードなどのお土産を買うことも可能。
ゆっくりと館内を散歩しながら穏やかな時間をすごしたいカップルにピッタリの直島の観光スポットです。
- 地中美術館
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- 場所
- 香川県香川郡直島町3449-1
- アクセス
- 宮浦港からバスで15分
※バス停「つつじ荘」下車→シャトルバス(無料)に乗り換えて約10分
- 営業時間
- 【3月1日~9月30日】10:00~18:00(最終入館17:00)
【10月1日~2月末日】10:00~17:00(最終入館16:00)
- 定休日
- 月曜日
※ただし祝日の場合開館、翌日休館
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
南瓜(黄かぼちゃ)
ベネッセハウスミュージアムの屋外展示物として建物の外にある草間彌生の「南瓜」は「黄かぼちゃ」の愛称としても有名。
宮浦港にある赤かぼちゃを見たら、こちらもぜひ見たいオブジェになっています。
現在、こちらに展示されているのは2代目。
初代の「南瓜」は2021年8月の台風9号による強風などの影響で海に流されてしまいましたが、新たに作り直され2022年に復活を遂げました。
設置場所は、屋外作品といってもベネッセハウスミュージアムから少し離れた場所で、バス停「つつじ荘」(終点)の近く。
宮浦港の赤かぼちゃからはバスで10分程度と少し距離がありますが、どちらも見たい直島の観光スポットです。
- 南瓜(黄かぼちゃ)
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- 場所
- 香川県香川郡直島町
- アクセス
- 宮浦港からバスで約10分
- 営業時間
- 24時間
- 定休日
- 無休
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
家プロジェクト(本村ラウンジ&アーカイブ)
1998年に開始された直島・本村地区において展開されているアートプロジェクト。
現在公開されているのは7軒。
「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」で、それぞれが点在しており、路地裏をめぐるのが楽しい観光コースになっています。
こちらは1日2回、鑑賞ツアーを実施しているので、そちらを利用しましょう。
「護王神社」の本殿と拝殿にかぎって、いつでも誰でも自由に拝観が可能です。
また、犬島にあるS邸の「コンタクトレンズ」も家プロジェクトの見どころの1つですので、余裕のある方は宮浦港から再度フェリにーの乗ってそちらに足を運んでみるのもいいですね。
まさにアートの島にふさわしい観光スポットと言えるでしょう。
※住所は「本村ラウンジ&アーカイブ」のもの。
ツアーのチケット購入は「本村ラウンジ&アーカイブ」のみで購入可能です。
- 家プロジェクト(本村ラウンジ&アーカイブ)
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- 場所
- 香川県香川郡直島町850−2
- アクセス
- 宮浦港より車で5分
- 営業時間
- 9:30~16:30
- 定休日
- 月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
直島銭湯「I♥湯」
アーティスト・大竹伸朗が手がけ2009年にオープンした「入浴できる美術施設」。
過疎高齢化が進んでいる直島の高齢者のために自宅でお風呂を沸かす手間を省き、同時に観光客が汗を流せる場所を提供するというのがコンセプトです。
こちらの施設は時間帯によって「見学のみ」と「入浴のみ」ができるようになっています。
具体的には昼間は見学ができ、夕方以降は入浴ができる形です。
外観はさまざまなオブジェを組みあわせたような派手な見た目で、ぱっと見では温泉施設に見えません。
にぎやかな雰囲気が特徴です。
こちらの施設は、夜にはライトアップされて昼間とは違った雰囲気になりますよ。
最大の見どころは男湯と女湯の両方から見える象の「定子」。
これはもともと北海道・定山渓の秘宝館に展示されていたものを持ってきて展示したのだそう。
ほかにも鮮やかな天井のイラストやカラン(水道の蛇口)など、至るところにアートが施されているので楽しいですよ。
夕方以降のデートではぜひ入浴していってください。
- 直島銭湯「I♥湯」
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- 場所
- 香川県香川郡直島町2252−2
- アクセス
- 宮浦港より徒歩1分
- 営業時間
- 13:00〜21:00(最終受付20:30)
- 定休日
- 月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
李禹煥美術館
2010年に開館した韓国生まれのアーティストである李禹煥初の個人美術館。
李禹煥は1970年前後の「もの派」と呼ばれる日本の現代美術運動の中心的作家として有名な人物で、木や石のような自然素材と、紙、鉄、ガラスなどの工業製品を使用した作品を得意としています。
館内にある作品「関係項-合図」は石をアートにした作品で、不思議な魅力と厳かな雰囲気が感じられるのが特徴です。
また建物の前庭にあたる「柱の広場」には18.5メートルの柱が立ち、その近くにも石が点在しています。
こういった不思議で無機質な世界観が李禹煥が作り出す世界です。
洗練された現代アートにふれる機会は、普通に生きているだけではあまり多くありません。
こういった機会にぜひふれてみてください。
今までとは違った感性が磨かれるかもしれませんよ。
- 李禹煥美術館
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- 場所
- 香川県香川郡直島町 字倉浦1390
- アクセス
- 宮浦港からバスで15分
※バス停「つつじ荘」下車→シャトルバス(無料)に乗り換えて約10分
- 営業時間
- 【3月1日〜9月30日】10:00〜18:00(最終入館17:30)
【10月1日~2月末日】10:00~17:00(最終入館16:30)
- 定休日
- 月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
海の駅「なおしま」
島の玄関口である宮浦港に建設された海の駅。
こちらにはカフェや待合スペース、観光案内所があるため、初めて直島を訪れる人も安心です。
また敷地のほとんどが大きな屋根で覆われているため、フェリーやバスを待つ際にも雨を気にしないでいいのが嬉しいですね。
直島にくる人は必ずといっていいほど、ここを通ることになりますので、まずはこの施設のなかから散策してみてくださいね。
カフェでは濃厚ソフトクリーム「クレミア」や香川県のご当地カレー、地ビールなどを購入して食べることができます。
他にもカラフルなマカロンや、瀬戸内の海苔などのお土産もありますので、直島から帰るときにはゆっくりと買い物を楽しんでいきましょう。
- 海の駅「なおしま」
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- 場所
- 香川県香川郡直島町2249番地40
- アクセス
- 宮浦港から徒歩3分
- 営業時間
- 【受付時間】8:30~18:00
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
ANDO MUSEUM
建築家の安藤忠雄が築約100年の木造民家を改築して、2013年に開館した博物館。
小さな博物館ではありますが密度は濃く、過去と現在、木とコンクリート、光と闇のような相反する2つの要素が重なり合った作品が数多く展示されています。
こちらの美術館は、日本の懐かしさを感じたと思ったら、とつぜん現代的な無機質な雰囲気を感じることができるというように、不思議でありながら新しい感覚になれるのが特徴。
この独特な世界観は、他ではなかなか味わえません。
見どころはやはり、館内の打ちっぱなしのコンクリートの壁や天井。
和風の外観とのギャップに驚かされるでしょう。
美術好きのカップルはもちろん、あまり芸術作品に造詣の深くないカップルでもこの雰囲気には感動しますよ。
直島にきたらぜひ立ち寄りたいスポットの1つです。
- ANDO MUSEUM
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- 場所
- 香川県香川郡直島町本村736−2
- アクセス
- 宮浦港からバスで8分
- 営業時間
- 10:00〜13:00、14:00〜16:30(最終入館16:00)
- 定休日
- 月曜日
※ただし、祝日の場合開館、翌日休館
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
maimai
直島バーガーは、直島産のハマチをフライにしたフィッシュバーガー。
そのご当地グルメの元祖であり専門店がこちらのお店「maimai」です。
お店へのアクセスは車では不可能。
細い路地を歩いて(もしくは自転車で走って)たどり着くことになります。
肝心の直島バーガーの味にかんしては、もちろん最高。
サクサクに揚げられたフライがふかふか食感のバンズによくあいます。
タルタルソースとの相性も抜群。
直島産の生麦ビールと一緒に食べるのもおすすめです。
天気のいい暖かい日は、テラス席で食べるのもいいですね。
直島にきたらぜひ食べてほしいご当地グルメのお店です。
ネコバスのていりゅう所
筆者の個人的におすすめする直島の穴場スポット。
観光雑誌などでもあまり紹介されることがないスポットとして、知る人ぞ知る観光名所になっています。
場所は地中美術館から徒歩10分程度のところにあるスポットで、可愛らしいイラストが描かれているのが特徴です。
こちらのスポットはジブリの公式のものではありません。
地元の子どもたちが作成したといいます。
こちらも立派なアート作品。
さすがアートの島、直島といったところですね。
小さなアーティストの作品に癒されてください。
- ネコバスのていりゅう所
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- 場所
- 香川県香川郡直島町積浦
- アクセス
- 地中美術館または李禹煥美術館から徒歩で10分~15分程度
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
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まとめ
以上、直島にある本当におすすめの観光スポットを11選ピックアップしてご紹介してきましたが、お目当てのスポットは見つかったでしょうか?
どの観光スポットも本当におすすめしたい場所ばかりなので、直島を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。