【児島ジーンズストリート巡り】岡山デニムの魅力と、おすすめショップ7選！

岡山県は、日本のジーンズ発祥の地！

その中でも「児島ジーンズストリート」は、ジーンズ好きから圧倒的な支持を得ているジーンズの聖地となっています。

約400メートルのストリートには約40店舗のショップが立ち並んでいて、見ているだけでも楽しくなってしまいます。

この記事では、そんな児島ジーンズストリート周辺にある「おすすめのジーンズショップを7店舗」ご紹介していきます。

もし、児島ジーンズストリートでジーンズを購入する予定でしたら、失敗しないためにもこの記事を最後まで読んで本当にオススメのショップから、自分にピッタリあった一本を見つけてくださいね。

児島ジーンズストリート

ビッグジョン児島本店

日本のデニム発祥のメーカーがこのビッグジョン。
しかし、こちらのショップ自体は2017年にオープンした比較的新しいショップです。

品揃えが多いことはもちろん、オリジナルのデニム雑貨制作ができるワークショップなども行っているため、デニムストリートの中でも有名な観光スポットになっています。

ビッグジョンの代表的なデニムは、昔ながらの生地とシルエットが特徴。
ヘヴィオンスのがっしりとした生地にアメカジに代表されるゆったりとしたシルエットが人気です。

この手のジーンズメーカーはひさしく人気が低迷していたのですが、2022年ころから、その良さが見直されてきており、数々のセレクトショップでも取り扱いが増えてきていますよ。

昨今人気のシルエットはストレッチの効いたテーパードデニムで、個人的なオススメは「TAPERD JOGGER」。

太ももにゆとりがあるが、裾にかけてスキニーシルエットに近いほど細くなっているのが◎。
どんなコーディネートにもあいますよ。

ジャパンブルージーンズ小島店

倉敷市児島発祥のデニムメーカー。
歴史的なシルエットのデニムをベースにしたモデルから、現代的なシルエットのデニムまで、さまざまなシルエットのアイテムを取り揃えています。

特徴は、ブランドカラーにもなっているロイヤルブルーのインシーム（内腿から伸びるステッチ）。

ブランドの特徴でもありますが、好みが分かれるポイントでもあります。

全体的にシルエットがコンパクトにできているため、いつものサイズでは入らないこともしばしば。

サイズ感がシビアなため、こちらのデニムは必ず試着するようにしてください。

そういった意味でも、児島ジーンズストリートに行ったら、ぜひ足を運んでいただきたいショップです。

桃太郎ジーンズ小島味野本店

桃太郎ジーンズは、ジーンズ好き以外も一度は聞いたことがあるのでは？というくらいには超有名なお店。

染め、織り、縫い、洗いの細部までこだわりぬいているため、世界中にファンがいる日本を代表するデニムメーカーの1つです。

創業は2006年。
「出陣」「銅丹」「ヴィンテージ」の3レーベルで構成されています。

色落ちに定評があるため、昔ながらのジーンズファンは「デニムを育てる楽しさ」に魅了されています。

さまざまなシルエットのモデルがありますが、やはりこのメーカーはヴィンテージのレーベルのアイテムを大切に育てて自分の一本を作っていくことをお勧めします。

桃太郎ジーンズはバックポケットのペイントが最大の特徴。

好みの分かれるポイントではありますが、このペイント部分が履き込んでいくうちに削れたり、薄くなってりしていくのも1つの味です。

カミカゼアタック

1995年創業のアパレルメーカー。

「刺激がなければ服じゃない！」という尖ったコンセプトを掲げています。

斬新でインパクトのある名前とコンセプトですが、デニムとしては超王道。

ヘヴィオンスの昔ながらのデニムを作っています。

特徴は、コインポケットの赤耳。バックポケットにはステッチはありません。

ゴリゴリのレプリカジーンズというにはスタイリッシュすぎますが、海外ジーンズメーカーのシンプルさに比べると無骨な印象があります。

イメージしやすい例えにすれば、リーバイスとAPCの中間のようなデニムメーカーです。

生地感はかなりオシャレで、ハイブランドのデニムのような色合い。
高見えするジーンズです。

また60歳以上の方は30%オフで購入できるというのも面白い試みですね。

アメカジだけでなく、どんなスタイルにも合わせやすいデニムですので、まずは試着してみてはいかがでしょうか。

児島ジーンズ

美しいインディゴの色合いに定評があるジーンズメーカー。

ノンウォッシュからワンウォッシュの色合いがとくに素晴らしいというのが個人的な印象。

23オンスという超ヘヴィオンスのデニムを作っているのも珍しいポイント。
ノンウォッシュの状態では自立しますよ（笑）。

シルエットは昔ながらのデニムのものを踏襲しています。
アメカジやバイカーファッションにピッタリのシルエットですので、ネルシャツや革ジャンなどに合わせるのが◎。

ただし、「耳」が赤ではなく「緑」なのが特徴。

リーバイス好きはこの部分が「赤」であることにこだわりますが、この耳の色の違いこそが次世代のデニムの象徴の1つでもあるように感じます。

知っている人から見れば一発で「児島ジーンズ」だと認識できるポイントですし、なによりこの緑色も新鮮でなかなかいい！

児島ジーンズストリートの顔とも呼べるデニムメーカーの1つですので、立ち寄ってみてください。

児島ジーンズストリート周辺のショップ

キャピタル

新しいタイプのジーンズメーカーのような名前ですが、作りは真面目で無骨なジーンズ。

アメカジやバイカーファッション合わせるデニムメーカーです。

海外メーカーならイタリアの「リプレイ」のジーンズに生地感が似ているのが特徴。

青みの強いインディゴに、ゴワついた生地。女性よりも男性に合うデニムだと言えます。

こちらのデニムメーカーの特徴は、ステッチのイエローがかなり明るいところ。

一瞬でキャピタルのデニムだとわかるアイコニックなディテールです。

個人的には、このデニムメーカーは色落ちしてからが本番だと思っています。

理由はやはり、アイコニックなステッチの色。
インディゴの状態では、かなり目立ってしまうので高級感が感じられないからです。

しかし、これが色落ちをしたら化けます。
一気にヴィンテージデニムの顔立ちになるため、かっこよさが数段アップ！

インディゴの綺麗な状態を保ちたいという人よりも、育てて長く履きたい人にピッタリなジーンズメーカーだと言えるでしょう。

グラフゼロ

職人メーカーとして人気のジーンズブランドが「グラフゼロ」。

ゆったりとしたテンションで織られたオリジナルの16.5オンスのセルビッチデニムが有名です。

見た目は無骨なシルエット。
インディゴの色は強く、やはり色落ちを前提とした作りになっています。

バックポケットのステッチが特徴ですが、こちらは好き嫌いがハッキリ出てしまうディテール。

苦手な人は苦手ですが、好きな人は「これぞグラフゼロ」と言ったディテールなので、満足感と所有欲を満たせます。

また、色落ちに関しましては、このメーカーは縦落ちがとくに綺麗。
そうなるように織っているのだろうと予測します。

良いものでオススメのメーカーの1つではありますが、スタンダードからは少し離れているためかなりニッチな需要になってしまうかもしれません。
ほかのジーンズメーカーとの比較のためにも、まずは手にとってみてはいかがでしょうか。

まとめ

以上、児島ジーンズストリート周辺で本当におすすめしたいショップを厳選してご紹介してきましたが、お目当てのお店は見つかったでしょうか？

どこも日本のジーンズ発祥の地に恥じない素晴らしいお店ばかりなので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。