【企業インタビュー】まき社会保険労務士事務所 | 岡山市北区問屋町

岡山市で社会保険・労働保険に関する手続き、労務相談などの事業を展開する「まき社会保険労務士事務所」。

代表の牧さんは、お客様の社会保険や労働保険に関する手続きや相談業務等を行う一方、「YouTube」や「Instagram」などを活用し、社労士の仕事を世の中に発信する活動も行なっています。

「創立の経緯」や「SNSで発信する意図」とは。

お話を伺いました。

事業概要

・社会保険、労働保険に関する手続き
・就業規則や規程の作成、修正
・セミナー講師、社内研修
・求人票の作成
・給与計算
・労務相談など労務に関すること全般

創立の経緯

2022年目9月1日に開業しました。

社労士の資格は合格率が5～6％と大変低く、大変苦労されたと語ります。

社労士の勉強と、フルタイムの仕事・家事・育児を両立することはなかなか難しく、合格するまで約４年勉強されたそうです。

勉強する予定を立てていても仕事や子供の都合でできないときもあり、焦りや不安を感じながら何とか勉強時間を捻出できるように時間配分を工夫。

こうした環境の中で勉強を続け、社労士資格を取得されたということです。

試験の直前期には、ご主人やご両親にお子さんを預けることもあったため、「子供に寂しい気持ちをさせてしまったのではないか」と感じたこともあったそうです。

こうした背景から、資格取得後は「子供と過ごす時間を確保したい」と思うようになり、自分自身で時間の使い方をコントロールでき、家族との幸せな環境を作りやすくするため、「独立」という形をとられました。

まき社会保険労務士事務所の魅力

会社様には「自社の仕事に専念していただく」そんな環境を提供できるよう心掛けている、と牧さんは語ります。

労務の内容は、時代に合わせた法改正が随時行われています。

社会保険や雇用保険に関することで、「この手続きどうすればいいのかな？」「誰に聞いたらいいのかな？」と悩むこともあると思います。

そんな時は、まず労務の専門である牧さんに聞いてもらうことで、会社様は悩んだり調べたりする時間を減らすことができ、自社の仕事に専念できる時間が増える。

こういった環境づくりができるよう日々対応されているそうです。

そのほかにもお客様には定期的な情報発信をされているのですが、なるべくイラストや色を多く使った資料づくりを心掛けているそうです。

イラストを使った知識の共有の一例

難しい法律用語はなるべく使わない、忙しくてもパッと見て内容が入ってくる。

これは、「皆さんお忙しいからこそ分かりやすく伝えたい」という牧さんの思いからそういった工夫をされているようです。

労務について、牧さん自身も日々事例を読む等して勉強し、常に最新情報をインプットされています。

労務に関して分からないことを安心して任せることができるのは、とても心強いですね。

SNSの取り組み

現在、YouTubeショート動画を100日連続投稿する企画を行っています。

このような取り組みの背景には、「社労士」という魅力あふれる仕事をもっと世の中に発信したいという強い思いがあったと語ります。

士業には、税理士・弁護士など色々な職業があり、社労士も士業のひとつです。

ですが、「社労士ってどんな仕事をされてるんですか？」と聞かれることもあり、もどかしさを感じることもあるとのこと。

少しでも「社労士」という職業の魅力、必要性を発信していきたいと思いこのチャレンジにつながっているそうです。

また、発信を積極的に行うことで、自身の頭も中も整理されて、相談に来られる方々に対して、より幅広く効果的にサポートできるようになったとも語ります。

SNSはYouTube以外にも、X、Instagram、TikTokも活用されています。

ちなみに題材の企画・撮影・編集は牧さん自身でされており、100日達成したあとは、ショート動画を中心に引き続き情報発信を続けていく予定のようです。

今後の展望

事務所の理念でもある「お客様の分からないをゼロに」を実現できるよう、社労士として成長していきたい。社労士の仕事は天職だと思っている、と牧さんは語ります。

日々のお客様の対応や情報発信を続けていきながら、いつか、岡山の社労士といえば「牧（まき）」の名前があがるように頑張っていきたいとのことです。