「広島風お好み焼き」がB級グルメだということを知っていますか?
今や全国的にも有名なそばやうどんが入った広島風お好み焼きですが、もともとは地域密着のご当地グルメでした。
そんな広島には、お好み焼き以外にも唯一無二の食文化とも言うべき数多くの魅力的なB級グルメが存在します。
そこで今回、SETOUCHI LOCALでは、広島のうまうまなB級グルメをおすすめのお店とともに10選ピックアップしてみなさまにご紹介いたします。
お好み焼きから海鮮だけでなく、スイーツやお土産まで、この記事を最後まで読めば広島旅行で食べるべきご当地グルメがわかりますよ。
広島風お好み焼き(尾道焼き)(村上)
広島のお好み焼きのなかでも、さらにご当地感の強いお好み焼き。
それが「尾道焼き」です。
特徴は、通常の広島風お好み焼きのなかに砂ずりがゴロゴロと入っているところ。
そのなかでも、この「村上」は開店と同時に行列ができるほどの大人気店です。
砂ずりの食感が甘辛いお好み焼きソースとマッチしてとても美味しい一品ですよ。
広島駅前で有名なお好み焼き屋さんを探すのもいいですが、より広島のお好み焼きを満喫するために尾道駅にある尾道焼きのお店を目指してみてはいかがでしょうか。
- 広島風お好み焼き 村上
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- 場所
- 広島県尾道市久保2-1-15
- アクセス
- JR尾道駅より徒歩19分
おのみちバス「西国寺」下停留所下車より徒歩1分
新尾道駅から徒歩36分
おのみちバス「長江口」停留所下車より徒歩4分
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)、17:00~19:00(L.O.)
- 定休日
- なし
- 予算
- ¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
ホルモン天ぷら(あきちゃん)
ホルモン天ぷらは、さまざまなホルモンの部位を天ぷらにした知る人ぞ知る広島のご当地グルメ。
こちらの店舗「あきちゃん」では、そんなホルモン天ぷらが食べられます。
各席に「まな板&包丁セット」があるのが特徴。
そこで、自分で食べやすいサイズにカットするスタイルをとっています。
白肉(第一胃袋)、ハチノス(第二胃袋)、千枚(第三胃袋)、ビチ(赤千枚)、オオビャク(大腸)、チギモ(脾臓)など…
店内メニューに画像がありますが、ホルモンの部位について詳しくわからない方は、スタッフが丁寧に説明してくれます。
また、いろいろな部位を一度に楽しめるセットもありますので、初めての方はそちらをオーダーして自分好みの部位を見つけてくださいね。
とくに男性におすすめのお店ですが、意外と女子にもハマりがいいかも…
こちらの「あきちゃん」行列必至のお店ですが、ならんででも食べたい広島のおすすめB級グルメです。
- 天ぷら あきちゃん
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- 場所
- 広島県広島市西区福島町1-15-5
- アクセス
- 福島町駅から166m
- 営業時間
- 11:00〜14:00、17:00〜21:00
- 定休日
- 木曜日
- 予算
- 【夜】¥3,000~¥3,999【昼】¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
呉冷麺(珍来軒)
呉冷麺は、ツルツル食感でコシのある平打ち麺にきゅうり、チャーシュー、えびがトッピングされ、甘酸っぱいスープがかかっている冷やし中華のような見た目の冷麺。
その発祥の地が、ここ「珍来軒」です。
珍来軒は創業60年の老舗中華料理店。
昼前には長蛇の列ができるほどの超人気店となっています。
注意点としては、ランチタイムのみの営業ですので、夕方以降の来店はできません。
まぜそばとも冷やし中華とも違う呉冷麺。
甘酸っぱさとピリッとした辛さがクセになる一品です。
よく混ぜて食べてくださいね。
ウニクレソン(中ちゃん)
ウニクレソンは、広島名物の鉄板料理。
ピリッとした辛味と独特の香りがあるクレソンに、ウニをあわせた一風変わった一品です。
そんなウニクレソン発祥の地が、こちらのお店「中ちゃん」になっています。
作り方は簡単。
鉄板のうえでウニとクレソンをあわせて炒めるだけ。
できあがったら、お皿に乗せてまわりにバケットを敷き詰めれば完成です。
食べる直前に、瀬戸内名物のレモンをかけましょう。
カリカリのバケットとクセのあるクレソン、そして濃厚なウニの旨味が絶妙にマッチします。
珍しい食べ方ですので、広島旅行の際にはぜひ体験してみてくださいね。
あなごめし(あなごめしうえの)
味付けをしたごはんのうえに、ふっくらした穴子をびっしりと敷き詰めて乗せた郷土料理。
通常の穴子丼と違うのは、穴子丼が白米を使っているのに対し、あなごめしは炊きこむ際に穴子の出汁を使っているという点です。
あなごめしの発祥は山陽鉄道が開通した4年後の明治34年。
宮島への玄関口である「宮島口駅」近くで駅弁として売られたことが始まりと言われています。
そんなあなごめしの有名店がこちらの「あなごめしうえの」。
宮島にあるお店で行列が絶えない超人気店です。
外は香ばしく、中はふっくらとした食感のあなごめしは行列にならんででも食べたくなる一品。
テイクアウト用のお弁当も販売しており、発祥当時の駅弁のように食べられますのでそちらもおすすめですよ。
汁なし担々麺(きさく)
2000年ころからB級グルメとして知られるようになった汁なし担々麺。
その発祥の地は、1999年に創業した「きさく」というラーメン屋です。
こちらのお店は当初、客の入りが悪かったのですが、汁なし担々麺を出したところそれが大ヒット。
今や広島のご当地グルメとして盤石の地位を築いています。
きさくの汁なし担々麺の特徴は鳥と煮干しの出汁をあわせた秘伝のタレと花椒(ホアジャオ)のピリッとした痺れる辛さ。
青ネギとひき肉のみのトッピングがシンプルで美味しい一品です。
また、辛さに関しては1/4や2/1にすることもできますし、反対に辛めや大辛にすることも可能。
本当に辛いものがまったくダメという方は辛さ0を選ぶこともできるのが嬉しいですね。
上品に食べるのではなく、具材と麺が絡むようにしっかり混ぜてから食べましょう。
ちなみに、汁なし担々麺は「くにまつ」というお店も有名ですので、あわせてチェックしてみてください。
- きさく
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- 場所
- 広島県広島市中区舟入川口町5-13 佐々木ビル 1F
- アクセス
- 路面電車「ひろでん」舟入幸町駅徒歩1分
- 営業時間
- 【月・火・木・金・土】11:00〜14:00、18:00〜20:00
【日】11:00〜15:00
【祝日】11:00〜14:00
- 定休日
- 水曜日、月に1日不定
- 予算
- ~¥999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
うずみ(魚勝)
「うずみ」とはごはんの下に贅沢な具材を「埋め」ている料理のこと。
江戸時代に料理を質素に見せかけて食べたことが始まりだと言われています。
そんなうずみが食べられるお店が、こちらの「魚勝」です。
白米の下に魚介や野菜などの12種類の具材(日替わり)が埋まっていて、薬味や出汁をかけて食べます。
提供される時点では「ただの白米」にしか見えないため、逆にSNS映えしますよ。
一見シンプルですが、案外ボリュームも多く料理としての満足度も高いので、広島に行った際はぜひ食べたい一品です。
- 魚勝
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- 場所
- 広島県福山市元町12-13
- アクセス
- 福山駅徒歩3分
- 営業時間
- 11:00~
- 定休日
- 年末年始
- 予算
- 【昼】¥5,000~¥5,999【夜】~¥999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
レモン鍋(御食事処ちどり)
瀬戸内の名物であるレモンをぎっしりと鍋に敷き詰めた郷土料理。
具材には、同じく瀬戸内名物の牡蠣、鯛、蛸が入っています。
そんなレモン鍋の発祥がこの「ちどり」。
要予約のうえ、一日3組2人前から注文可能という限定の超レアなご当地グルメです。
食べ方は沸騰するまえにレモンを取り除き、小皿に1〜2枚移してそのなかに具材入れます。
沸騰してしまうと一気に苦味が出てくるので、ご注意ください。
酸味のあるスープが海鮮系の具材や肉、野菜ともよくあいますよ。
また、締めの雑炊も絶品。
SNS映えもする見た目にも綺麗なメニューです。
ランチメニューでは見た目は変わってしまいますが、一人前のレモン鍋もありますので、そちらもお好みでどうぞ。
- 御食事処ちどり
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- 場所
- 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田530-2
- アクセス
- 尾道駅から約28km
三原駅から約42km
- 営業時間
- 11:00~16:00、18:00~
- 定休日
- 火曜日
- 予算
- ¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
揚げもみじ(紅葉堂本店)
広島のお土産の大定番である「もみじ饅頭」を串にさしてあげた食べ歩き用の和菓子。
創業より100年以上もみじ饅頭を作り続けている宮島にある紅葉堂が売り出しています。
通常のもみじ饅頭に衣をつけ、カラッとあげた揚げもみじは、お土産用のもみじ饅頭とは違った美味しさがあります。
また、見た目にもかわいいのでSNS映えもバッチリ。
宮島の表参道商店街の食べ歩きの定番にもなっています。
店頭では揚げたてを提供してくれるので、熱々ほくほくの状態で美味しく食べられますよ。
がんす(みやけのうまいでがんす)
がんすは広島発祥の揚げかまぼこのこと。
魚のすり身に玉ねぎと唐辛子を入れてフライにしたもので、食べ歩きの定番になっていたり、居酒屋の一品料理で提供されることもあるご当地B級グルメです。
そんながんすを手軽にお土産として持って帰ることができるのが、三宅食品の「おみやげがんす」です。
三宅水産で直売しているほかに、広島駅や広島空港、山陽道小谷SA(上り)で販売されている商品で、1枚1枚が個包装になっているので、持ち帰りやすいです。
ほかにもお土産用のがんすを販売しているメーカーはたくさんあるのですが、もっとも古い歴史を持つ老舗である三宅食品の「おみやげがんす」が一番のおすすめです。
- みやけのうまいでがんす
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- 場所
- 広島県呉市広古新開6丁目16−2
- アクセス
- 新広駅より徒歩14分
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 火曜日、日曜日
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
まとめ
以上、広島にある本当に美味しいB級グルメとB級グルメが食べられるお店を10店舗ピックアップしてご紹介してきましたが、お目当てのお店は見つかったでしょうか?
どのお店も本当におすすめしたい名店ばかりなので、広島を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。