香川県での旅行を楽しんだあと、旅の締めとしてしっかりと選びたいお土産。
しかし、インターネットを見てみると、どれも同じような「どこにいってもありそうな変わり映えのしないお土産」ばかり……
それでは、プレゼントされる側もあまりワクワクしてくれません。
そこでSETOUCHI LOCALでは、香川県のお土産で本当に食べる価値のあるものを10選ピックアップしてご紹介いたします。
定番の人気商品から、ちょっとしたサプライズを演出する変わり種、贅沢なひとときを感じさせる高級品まで、さまざまなニーズに対応できるようになっていますのでぜひ最後まで読んでいってください。
贈る相手の笑顔が浮かぶ、そんなお土産選びをお手伝いします。
名物かまど
名物かまどは香川県のお土産の定番商品。
発症は香川県坂出市でその歴史は古く、1963年創業の伝統的なお土産です。
商品は手亡豆(白いんげん豆の一種)を使った白餡に栗ペーストと小さく刻んだ栗を練りこみ、生クリームと練乳を加えた乳菓生地で包んだ和菓子。
「かまど」という名前の由来は、その形が竈(かまど)に似ていることからこの名前がつきました。
可愛い見た目と、素材の持つ素朴な美味しさがなつかしい一品です。
香川にはこの下でもご紹介するオススメのお土産がたくさんありますが、とにかく「その土地と言ったら」や「その地域のお土産のどまんなか」を選びたい人が買うべき「ザ・香川のお土産」ですよ。
しょうゆ豆
しょうゆ豆は香川県で古くから愛されてきた郷土料理。
スーパーマーケットでも購入可能な香川県民のソウル・フードです。
こちらの商品は、煎った豆に醤油、砂糖、唐辛子で甘辛く味付けをしたもの。
煮豆と違ってポロッと砕ける不思議な食感が楽しめるのが特徴です。
お土産として有名なメーカーは「栗林庵」のしょうゆ豆ですが、香川県には数多くのしょうゆ豆があります。
なかでも、大西食品のしょうゆ豆や、手軽に買える黒川のしょうゆ豆が個人的にオススメ。
香川県民が実際に日常的に食べている本当に美味しい一品ですので、お土産にも最適ですよ。
食べるオリーブオイル
食べるオリーブオイルは小豆島の名物のお土産。
瀬戸内さんのちりめん、刻みにんにく、刻みしょうがなどさまざまな種類の素材をオリーブオイルに漬けこんだ商品です。
こちらはメーカーによって中身の素材の数が変わってきます。
有名なものは「庄八」や「共栄食品」などのもの。
とくに共栄食品のオリーブオイルはテレビでも紹介されたことがあるので、パッケージを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
焼いたパンに乗せて食べるのもよし、パスタを絡めてお手軽絶品ペペロンチーノを作るのもよしです。
さらには、冷奴にかけたりごはんのおともにするのも◎。
どのメーカーも1つ1,000円前後とお土産としては少し高級な部類になりますが、使い勝手の良い一品ですので、喜ばれること間違いなしですよ。
小豆島手延べそうめんオリーブ素麺
香川県はうどんだけでなく、小豆島素麺という素麺が有名な地域でもあります。
そんな素麺の名産でありオリーブの名産でもある小豆島ならではのお土産が、このオリーブ素麺。
緑色のビジュアルが特徴で、オリーブの果実を練りこみ、表面にオリーブ油を塗った手延べそうめんです。
この素麺は、味だけでなく茹でたあとの見た目も素敵。
お店では乾麺タイプや半生タイプなど、さまざまな種類のものが売られています。
有名なのは「小豆島手延べそうめんオリーブ素麺」。
こちらは乾麺タイプで、オリーブ素麺と言ったらこれ! と言うベーシックな商品です。
もちろんこの乾麺タイプも美味しいですが、よりもちもち感を楽しめる「手延べ半生タイプ」もオススメですよ。
さぬき鳥本舗 さぬき骨付鶏 若鶏
さぬき骨付鶏は香川県に行ったら一度は食べてほしい超定番のソウル・フード。
鶏のもも肉をまるまる一本焼きあげた伝統的な郷土料理です。
骨付鶏の歴史は古く1950年に遡ります。
歴史の古い一品で、香川県と言ったら「うどん」そして「骨付鶏」というほどに有名な人気メニュー。
居酒屋などでも食べられるのが特徴です。
そんな骨付鶏をお土産にしたのが「さぬき鳥本舗 さぬき骨付鶏」。
骨付鶏には「おやどり」と「ひなどり(わかどり)」の2種類があり、おやどりはしっかりした歯応えが楽しめ、ひなどりは柔らかな食感が特徴です。
表面パリパリ、中身はジューシー。
そんな香川の名物はお土産としては少々高級ですが、ぜひ買っていきたい一品でもありますよ。
ボンボニエールのクッキー
ボンボニエールは、高松市にある焼き菓子工房。
都内のデパートなどで簡単に購入できるものではないため、香川県のお土産として密かにオススメされています。
良質な素材を使い、1つひとつ丁寧に手作りしているクッキーは、保存料などはいっさいくわえず焼いたてのフレッシュな状態で食べることができます。
コーヒークッキーが人気ですが、個人的にはシナモンクッキーがオススメ。
どちらも香りが良く、サクサク食感も楽しめるクッキーになっています。
価格も安いので、気軽に買って帰れるのも嬉しいポイント。
ボンボニエールは、ほかにもタルトやカヌレなどがありそちらも美味しいですので、そちらもあわせて購入していくのもいいですね。
大野海苔
大野海苔は、徳島県の食卓には欠かせないソウル・フード……
であるにもかかわらず、なぜか香川県民にも広く愛されている超メジャーな一品。
スーパーマーケットでも手軽に手に入るくらい地域に根づいている本当のおすすめ商品です。
お土産店ではなく、イオン、マルヨシセンター、マルナカなどのスーパーマーケットで購入可能ですよ。
ちなみに、より香川県感を出したい場合、「金丸水産」の瀬戸内の早どれ海苔もオススメです。
こちらは、香川名産の海苔になっています。
冷蔵うどん
香川の名物と言えば「うどん」は外せません。
お土産物屋さんに足を運べば、必ずと言っていいほどたくさんの乾麺のうどんが販売されています。
また、有名なうどん屋さんでもお土産用の乾麺や半生タイプのうどんを直接販売していることもあるでしょう。
しかし、それよりももっと手軽に、もっとリーズナブルに美味しい香川のうどんを購入することが可能。
もちろん、お土産用に綺麗に包装されたうどんも美味しいですが、「本当に美味しくて、喜ばれるうどん」を買うなら地元スーパーで購入する生麺タイプのうどんがじつはオススメです。
香川県のスーパーマーケットには、他の地域では見ないくらいの数のうどんが販売されており、とくに冷蔵コーナーのうどんは一食ごとに小分けにされていて1つ60円程度で販売されているのが特徴です。
安いものはその半額程度ということもありますが、それらは地元で生産していなかったりするので、香川の美味しいうどんを選びたいなら、香川県で製造されているこの冷蔵うどんを選ぶといいでしょう。
見た目の派手さはありませんが、本当に喜ばれる美味しいうどんですよ。
オリーブラーメン
香川県でしか購入できない、変わり種のお土産。
香川といえば「うどん」、小豆島といえば「素麺」ですが、ここ「庄八」ではあえてのラーメンも販売しています。
前述のオリーブ素麺同様、こちらは小豆島特産のオリーブオイルをラーメンの麺に練りこんでいるのが特徴。
また、素麺と同じように手延べ製法を用いているため添加物であるかんすいを使用せずともしっかりとしたコシと、ツルッとした喉越しを楽しめるようになっています。
ベーシックなスープは「塩」ですが3種セットでは「トマト味」「海鮮味」「塩味」がセットになっているので、それぞれ違った美味しさを味わえるようになっています。
あっさりしているけど、しっかりとコクのあるスープはラーメン好きの方にぜひ一度食べてほしい味ですよ。
ヤドングッズ
香川県はポケモンのヤドンと縁があることをご存知でしょうか。
スタートは「うどん」と「ヤドン」のダジャレですが、うどん県PR団として、数多くのヤドングッズが販売されています。
なかでも、香川名物の和三盆とコラボした「和三盆ヤドン」やダジャレのスタートとなった「ヤドンのうどん」がオススメ。
ヤドンのうどんの中身はヤドンカラーのうどん(紅白2種類)。
見た目も可愛いですよ。
一方で和三盆ヤドンは和風でおしゃれ。
香川県の変わり種のお土産としていかがでしょうか。
とくに、女性や小さな子どもがいる家庭へのお土産にぴったりですよ。
まとめ
以上、香川県に行ったらぜひ買って帰りたい本当にオススメのお土産を10店舗ピックアップしてご紹介してきましたが、お目当ての一品は見つかったでしょうか?
どのお土産も本当におすすめしたいものばかりなので、香川を訪れた際はぜひ足を運んでみてくださいね。